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  • 執筆者の写真学生会 役員

【木村泰子氏講演会 活動報告】

9月11日(日)19時よりオンライン(zoom)にて「子どもを育てる学校」から「子どもが育つ学校に」~今、子どもたちにできること~と題して、大阪市立大空小学校初代校長であられる木村泰子の講演会を実施しました。


当日は50名を超える方が参加し、木村先生の「子どもが育つ学校」となるために、子どものまわりの教師や大人たちができることは何だろうかという問いから始まり、学力ではなく学習権を保証する学校の重要性や、合理的配慮で合理的排除をしている現状まで、現在の学校が抱える問題を分析の上、一人ひとりが教育現場でできること、可能性を掘り下げるきっかけとなるお話しをして下さいました。


ここ数年木村先生には、玉川大学で講演をして下さっておりますが、今年も深い学びを提供して下さった木村先生及び参加して下さった皆様にこの場を借りて感謝申し上げます。

今後とも学生会活動へのご参加ご協力の程、どうぞよろしくお願い致します。


以下受講者から寄せられた感想の一部をご紹介させていただきます。


・現在玉川の通信で学んでいます。普段の学びとは全く異なる教育現場についていろいろ

考えさせられる時間をいただきました。教員になって学校という海に飛び込んで苦しくな

ったら、教育教えていただいたことを灯台に見立てて頑張ります。


・実際の現場と、新しく改定された教育要領の狭間で起こっている問題や、これからの具

体的な指針がとてもわかりやすかったです。また、1 人でやろうとしないことの大事さを

痛感しました。 ありがとうございました。


・現在の教育において、当たり前だと思われていることに対して、いかに勇気を出して変

えられるかということが重要であると再確認しました。自分一人の力には限界があること

を認め、周りの仲間と協力することの必然性に気づくことが今の教育の未来を変える一歩

となることを学びました。 今回このような貴重な講演に参加させていただき本当に感謝

しています。ありがとうございました。


・この度は貴重な学びの機会をいただきありがとうございました。 私は現在養護教諭

を目指して学んでおりますが、昨年湯藤先生の授業で木村先生のお考えや大空小学校での

実践を知り、先生のご著書を拝読するなかで大変感銘を受けました。そして本日実際に先

生のお話を伺えることをとても楽しみにしておりました。 お話を伺うなかで、従来の

学校における当たり前に染まらずに問い直すことの重要性を実感しました。先日ある県の

教職志望者対象学習会に参加した際に感じた、教育委員会の考え方と学校現場との乖離を

問い直していなかった自分に、先生のお話を通して気づいたからです。教育委員会の先生

は子どもが主語の学校を重視されたお話をされていましたが、その後の学校訪問では、子

どもたちが先生の働きかけのもとひとつの箱に収められているような印象を受けました。

この箱の中に入ることを苦しく感じる子どももいるのではないかと思いながらも、一見き

ちんとまとまっている子どもたちの姿に学校はこのようなものなのかもしれないと納得し

てしまっている自分がいました。まだ、現場の先生方が感じておられる難しさや葛藤を知

らない自分ではありますが、すべての子どもたちにとって安心できる学校を追求する姿勢

を持ち続けたいと思います。


他にもご参加頂きました皆様から沢山のご感想を頂きました。ありがとうございました。

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