【苫野一徳氏講演会 活動報告】
- 学生会 役員
- 2022年10月31日
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10月21日(金)19時より苫野一徳氏のオンライン(zoom)講演会、「哲学と教育学を"役立たせる"」を実施しました。
当日は50名を超える玉川大学関係者の方々にご参加いただき、苫野氏の著書『はじめての哲学的思考』や『学問としての教育学』をもとに、現象学の原理や教育学を役立つ学問としての構想指針原理について学びました。
哲学用語を使用される場面もありましたが、具体的な事例を交えながらご講義いただいたことで、哲学と教育学が「役立つもの」としての確かな実感を得たように思います。
講演後のアンケートでは、「少々難解でした」といった感想がありましたが、同時に「向上心を刺激していただける企画を、また楽しみにしております」「難しかったですが、興味深かったです」とのお声を多数いただいております。
苫野氏の講演会に関しましては学生会としては初めての取り組みでしたが、「本質観取もして頂きたかった」とのお声もいただいておりますので、機会がございましたら対話や本質観取の時間も設けたいと思います。
ご多用の中ご講義いただきました苫野氏、ご参加いただきました皆様方に心より御礼申し上げます。
以下、受講者から寄せられた感想の一部をご紹介させていただきます。
・とても役に立ちました。途中、哲学用語が難しかったですが、例えを出していただいたりして分かる部分もあり全体的には参加させていただいて、とても有意義でした。とくにディベートよりも共通の意見を探す、最上位意見を確認し合うなど実生活や職場でも生かせそうだと思いました。本も読んでもっと勉強していきたいです。
・ありがとうございました。
率直に申しまして、私は、哲学に触れたこと、また学修をしたことが無く、不安があったのですが、苫野先生がご丁寧にご説明、お話をしていただきましたおかげで非常に楽しく、充実した素敵な学びになりました。
特に、例示が非常にわかりやすく、「自由の相互承認」のご説明の中で、「みんなが自由になりたいという欲望を持っている限り、戦争が絶えなかった。ということがありました。この内容にとても惹かれ、小学校や中学校で児童生徒にルールや校則の説明をする際にぜひ使わせていただきたいと思いました。
貴重な機会をありがとうございました。
他にもご参加頂きました皆様から沢山のご感想を頂きました。ありがとうございました。
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