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【鬼丸昌也氏講演会 活動報告】

2月4日(土)13時より鬼丸昌也氏のオンライン(Zoom)講演会、「支援の現場で学んだ『ひと・チーム・世界』の変え方」を実施しました。


認定NPO法人テラ・ルネッサンス理事・創設者である鬼丸昌也氏は、2001年10月大学在学中に、ウガンダやコンゴなどで、紛争や地雷除去の犠牲になる子どもたちの悲惨な現状を目の当たりにし、「すべての生命が安心して生活できる社会の実現」をめざす「テラ・ルネッサンス」を設立。誘拐され子ども兵として利用された挙句、母親の腕を切り落とさざるを得なかった少年の深い悲しみや、コンゴなどで起きている紛争は、「決して遠い国のことではない、自分たちの生活と密接に関係している」と気づいた時、鬼丸さんは愕然としたと言います。

「スマホやダイヤモンド、貴金属など、誰が使ってる?自分なんだ。」と知った時、僕ら、そして僕らが変わること、自分が「当事者」となって本気で行動に移すことが大切なのだと何度も語られていました。


「微力だが無力ではない」。小さな力でも、一人ひとりが変われば、大きな変化に繋がります。これから生まれてくる子どもたちにどんな未来を残したいか…。教育に携わる私たちにとっても大切なテーマだと思いました。共によりよい社会の構築を目指し、まずは知ることから始めていきたいと思いました。また、保育や教育に携わる私たちだからこそできることもあります。今回のセミナーをきっかけに、さらに広い視野をもち保育や教育でも生かしていきたいと思います。


以下、受講者から寄せられた感想の一部をご紹介させていただきます。


・子ども兵の話は自分の生活とは別の、遠い国の話のように思っていましたが、まさに自分の日々に関わることだと分かりました。プロセスそのものが支援、という言葉は学校現場でも同様だと思います。出来ない、知らないから何もしないのではなく、常にHowを探していける大人でありたいです。


・紛争地域の情報は一般には少なく、該当政府の不利益になることや日本外務省が把握しない情報などは出ることもないので、非常に勉強になりました。


・鬼丸先生のお話、とても感動しました。児童労働のことは、何となくしか知らなかったし 調べようともしなかった自分をとても反省しました。 つらいことを知ったとき、悲しいから目を背けているというのは、本当に私自身のことだと思いました。 児童労働のことに限らず、北朝鮮の拉致問題、ウクライナとロシアの戦争など目を背けず、探究していこうと思いました。 また、鬼丸先生のおっしゃるようにそれを児童が考えるきっかけを作っていけるようにしたいと思いました。とても感動しました。来年度の講演も楽しみにしております。ありがとうございました。


・今回の講義で世界の内戦の原因となっているものが自分の住む日本という国に渡り、さらに自分の行動がその内戦を激化させる要因にもなりかねないという事実を学び、衝撃を受けました。これを受け、今後の生活では節水・節電やリサイクルなどをより意識して行っていきます。

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