10月1日（日）19：00より前田康裕氏のオンライン（Zoom）講演会『教師の学びをアップデートする』を実施しました。
今年度も、チャット等を活用しながら主体的な参加型の講演会となりました。
前田氏からは、『教師の学びをアップデートする』というテーマのもと、前田氏の著書で登場する漫画のキャラクターや関連のある場面を取り入れたパワーポイントの資料や、具体的な事例や動画などをもとに、実にわかりやすくご講義いただきました。
ご講演の中では、GIGAスクール構想が進む中、タブレットを使うことが目的とならないこと、「子どもが学びとる授業」が大切であること、めあてや問いを立てる力、すなわち「なぜ○○なのだろう」「そもそも○○なのだろ」「どうすればうまくいくのだろう」といった力を育むためには、対話によって解決する力や他者を尊重する感度を育む必要があること、SAMRモデル、クリエイティブコンフィデンス（創造力に対する自信）、多様な能力を発揮することのできる社会づくりなどについてお話しいただきました。どのお話も学び多きものでしたが、「教師は、教える専門家から学びの専門家にならなければならない」と言われたことが強く心に残っています。
以下、受講者から寄せられた感想の一部をご紹介させていただきます。
教員を目指す大学生として参加させていただきました。学校現場の現状と今後の姿を現実的に分析することができました。どのような方法で授業を構成し、子どもたちの探究心をくすぐるのか考えながら今後の学びを深めていきたいと思います。
ICTの活用という表面的なことではなく、教師がどのような考えで授業を改善したらよいか、教師はどんな存在になればよいか、など様々な学びがありました。常に自分の課題を見付けて学び続けられるようになりたいと思いました。
ご参加いただきありがとうございました。
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